「ご縁」を大事にしています。すべての出会い行いに意味があり、縁があると思います。
その1つとして、生活の中で使う絨毯・キリムを専門として仕事をしていく中で、遊牧民の方の願いや想い、心のあたたかさをギャッベという絨毯に形を変え みなさまに肌で感じて体験して頂きたいです。
真心で本物を届けることをモットーに頑張っております。この気持ちは日本に来た時から、ブレずにやってきたことです。お客様の望んでいる事を形にして、長く愛されるお店を提供できればとの思いです。
ペルシャ・トルコでは日本の文化、日本ではトルコの文化、それぞれの素晴らしい文化をアートチューリップから発信して、お互いの「かけ橋」になれればと願ってます。
日本で言えば、「商人の街」大阪、トルコで言えば「カイゼリ」という街で生まれました。「カイゼリ」という街は、昔からヘレケに続く2番目の絨毯の産地であります。
中学生時代から学校の休みや夏休みの度、親族の无でアルバイトをしていました。それから絨毯に興味を持つようになりました。今でも鮮明に覚えているのか叔父の言葉です。
「絨毯に関わると、一生絨毯に関わっていくことになるでしょう」と言われ、その当時は苦笑いしていましたが、かれこれ30年近く絨毯に関わるようになりました。
子供の時、日本のアニメ「キャプテン翼」をきっかけに日本に興味を持ちました。(少年時代は「大空翼」に憧れたものです。)
もともとトルコでは日本語の通訳として勤務していましたが、1999年9月大学で日本語を更に学び勉強することにしました。これが私にとって初めての日本でした。ちょうどその年トルコ大地震があり、NHKの通訳を行うことになりました。現地の声を正確に素早く届けるという貴重な体験に携わり、また日本の方々の国境を越えた優しさや思いやりを感じました。
もともと日本語は話せたから言葉の問題はなかったですが、読み書きに関しては常に苦労しています。商売に対しても苦労しましたが、好きな事を全力で仕事としているので苦にはなりません。
むしろ楽しんでやらせてもらってます。まわりの方の助けを常に大事にして、いろんな事を学びながら20年近くはなんとかやってきてます。
日本各地での展示会へ行く事が多く「大変ですね。」とよく言われますが、実はご当地のおいしい物を食べリフレッシュするのが何よりの生きがいです。
文化の違いとして、トルコで当たり前の事は日本で当たり前ではないと言う事は、理解するのに少し時間がかかりました。
日本という国はルールを厳守すると言うことについて、私もすごく勉強になりました。日本の成功すると言うことは「真面目さ」でしょう。逆にトルコを含む中東・ヨーロッパなどでは、ルーズも多々ありますが、基本おおらかで笑顔もたくさん振る舞ってますよ。
あと食べ物に関して日本に初めて来た時新幹線の中で今までの人生にない匂いがあり、それが漬物であると知り、絶対無理だと思っていたけど、友人の母に「いいから食べなさい」と言われ恐る恐る食べてみると...おいしい一最高! それ以来、私の好物ですね。日本食大好きです。
震災はどの時代もあるもので、私の宗教の中では「神様から与えられた宿題」みたいなものであり、人間がお互いどう支え合い、どう乗り越えられるのかを試されているように感じます。
私の商売に関してはイラン・トルコ中東の遊牧民の人々の手仕事である絨毯をいろんな手段(ライブ・ネットなど)で商品をゆずってもらい、コロナ禍で現地に行けなくなっても、彼らの思いを日本のみなさんにできるだけ良心的な価格で提供するのが役目であり使命であると感じてます。
そしてまた現地の方々の生活の役に立てればよいと思います。
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